2012年8月6日月曜日

つづけ、なつやすみ

7月はとうに終わってしまった。前の日記からも半月経ってる。はやぁ

その間

ライブハウスで一人でやった 7月25日
ライブハウスとブッキングについて再び熟考せなあかんくらい人がおらん。観に来てくれたリーさん松ちゃんに感謝!あんなんノルマ満額払ってたら死んでしまうわ。でもやっぱり客席に知らん人が全然おらんって状況はイマイチ元気が出ない。商店街の七夕まつりでやった時の方が歌ってて断然気持ちよかった。見知らぬ人、別にライブハウス行かんような人に聴いてもらうのが相当気分ええのかも。あ、七夕まつり後日談。七夕まつりに来てた人が自分の歌を良かったと言ってくれていた。後日、会場だった自転車屋に、当日の写真を現像して持って来てくれたらしい。あの日歌を聴いてた誰かがイイネ!て思ってたって事が大概嬉しいですが、こんな風に自分に戻ってくることは滅多にないからほんまに嬉しい。こういうのを燃料にして生きたいんです。写真もありがとうございました。ああ直接聞きたかった。

バーベキュー行った 7月26日
桂川を渡る道路の温度表示も38℃越えの真夏日やったけど、橋の下は風が流れてて気持ちよかった。バーベキューとか全然せんから、意外な過ごし易さにびっくりした。そらみんなハマるわ。自転車の荷台にほぼ全てのBBQ用品を積んで炎天下を走るHRNさんは相当頼もしかった。昼前からずっとビールや発泡酒飲んでたけど、アルコールが汗になってヒューと風に流れていくみたいで嫌な酔っ払い方せんかった。酔ったみんなも面白かった。

サポートのリハはじまった 7月26日
友達?いやバイト先のセンパイ?が秋口にワンマンライブやる。自分なら日和ってしまうような内容。サポートといえどそろそろ本気出さなヤバいんちゃうかと思い始めている。演奏する曲も、自分の手が届く範囲をはみ出してるから、どうやってねじ伏せたらええのんか。もっとどうでもいいことまでみんなで喋ったほうがええ気がしてきた。バンマスは今映画の撮影でトーキョーに行ってしまっている。

和歌山へ 7月29日
名古屋帰りの友達に拾ってもらって、夜道をぶっ飛ばして友達の地元和歌山へ。明け方到着、昼前に起きて和歌山のええ所をあちこち連れ回してもらう。南へ下る国道42号線とか岬へ向かう細い山道を走りながら、友達はこの8月に出す全国流通の初めてのアルバムをカーステレオで聴かせてくれた。めっちゃ良かった。どの曲も日本語のロックンロール、それでいて馬鹿っぽい紋切り型には陥ってなくて、ブルース進行にかまけた曲とかひとつもなかった。ルースターズのファーストとかにあるような、どこで切ってもルースターズのファーストや、っていうまとまり感を見事に捕まえていると思う。ナイスディレクション!しかもコレ全部自分らでやったんやからほんまにすごい。バンドをやる意味はこういう感じを出せるか否かってところやと思う。リピートで再生しながら和歌浦のバグースへ。ほんまにほんまにええところ。岬の山道から、旅館の脇を下る細い階段(真夏の抜け道!)がそのまま海につながっていて、浜辺に着いて振り返ると旅館の1階(あるいは地下3階?)部分が開けっぴろげなカフェになっている。その日はイベントをやっていて、砂浜にも椅子やテーブルを出してくつろいでいた。夕暮れの和歌浦と遠くの街灯りと海風と音楽と大きな月とコーラと潮騒と…。感激し過ぎて帰りたくなくなってしまった自分はコーラの空き瓶に和歌浦の砂をギッチリ詰めて持って帰ってしまった。夏の間にもう一度行けたらええなー。

この階段を下ると

完璧な夕方


作曲家クラブ再始動した 7月31日
会長のリターンズで再開。お題は80'sディスコ。締切りは夏休みの宿題にちなんで8/31。発表は9月1日。今度こそ早期着手を。

友達がフジロック出てた 7月末
なんとなく毛嫌い(こういうの多い)してたフジロックフェスティバルに、大学時代の友達のバンドが出た。ルーキーアゴーゴーというステージで、音源とプロフィール写真のみを材料に、毎年すんごい数のバンドが応募するらしい。去年10インチ出した時も、やりよったー!と思ったけど、相変わらず飛ばしている。すげぇ。西院フェス初日の夜に一緒にお酒飲んで色々話聞かせてくれた。いままでは観たいバンドちっとも出てへんのに入場料何万も払えるかボケぇ!と思ってたけど、遠くで音鳴ってる原っぱでゴロゴロしたりすんの楽しそう。近場でそういうの、もっとチープなやつやってないんかな。

西院フェス観に行った 8月5日
二日目の春日神社に奇妙礼太郎とか、ふちがみとふなとが出演するので観に行った。神社の裏口で涼んでる時にふちがみとふなとが始まって、小学校のフェンス越しに聴こえては空に消えてく歌が良かったのでしばらくそのまま座っていた。こういう野外ライブも音楽聴取のひとつのあり方に過ぎないと頭では分かっているものの、ライブハウスって閉じた寂しい場所やんなぁとか思い出してしまう。ライブハウスにしかない良さも知ってるはずやけど。そのどっちもでピカーンと光る歌や歌い手は最高やと思う。日が暮れかけて観た奇妙礼太郎もめちゃ良かった。タンバリアって曲とか、音源と違ってエレキでR&Rのリフを前面に押し出してテンポ上げてた。音源そのままでも全然バカウケしそうなロケーションやのに、かっこいい。

とはいえこういうお祭、特にメイン会場ともなるとそこで鳴らされる音楽は公約数の大きいものになるんかな、と全体を見て思った。なるべく大勢の人が楽しくなれる音楽。なるべく大勢の人が踊れる音楽。陽気で、難解でなくて、人畜無害で…。ニューオリンズっぽいジャズ、ジャグバンド、ブルースとかファンクとか、3コードあるいは一定のコード循環の反復、英詞で歌われる曲も少なくなかった。まわり見渡してもみんな楽しそうに踊ってる。自分もそういうの大好物、なんやけど、それ以上にへそ曲がりなんか?でっかい教室に放り込まれたような気分にもなったりした。おれ窓際の劣等生イェー。イヤなら帰ればー、みたいな短絡思考はいかんいかん。最高の中に最低があったり、最低の中に最高があったりするから。自分だって大音量で鳴ってる音楽を楽しみながらこんなこと考えてたわけやし。

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