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2013年1月6日日曜日

第六回作曲家クラブ!

ひと月以上書いてない…。なんだか怒涛の師走でした。にもかかわらずしょっちゅうアクセスして下さってるロシアの人たち、アラスカの人たちありがとう。спасибо!thank you!あけおめ!

結局、第5回作曲家クラブの録音日記「録音編」も記せないまま、12月29日に第6回の発表会も無事に終わって早一週間。第5回で提出した「雨乞い」は思いっきりバンドの音(ドラム+エレキギター+エレキベース+歌)だったので、ドラムの録音苦労話とか、歌詞に思うこととか、あれこれ書きたかったけど忘れてました。

さて、第6回。当初のテーマは「その頃の僕らの心のベストテン第一位」だった。「今夜はブギーバック」の一節がそのまま作曲テーマという、毎度おなじみ斜め上のお題。締め切りも迫った12月中旬、メンバーの「お題がいまひとつワカラン、テーマ変えようぜ」という声に対し、会長が「つまりは『合唱』ってことです」と返答、最終的に「合唱」がお題となった。

90年代のJ-popっぽい曲調は第2回の「ニュータウン」と第3回の「飛・び・た・い」で自分の持ってるものを使い切った感じだったので、ここでまさかのブギーバックっていう、モロにモロなお題が来てしまって、こらアカンと思った。それでも、と何かしらネタがないかぼんやり探しながら過ごす日々。

同時に別のところでは、12月上旬にサウンドクラウドで知り合った(初SNS人脈!)トーマス君にも作曲家クラブを紹介していて、「今回のお題はブギーバックだから、リズムトラックとか作ってよ~」と、曲もないのに頼んでしまったり。

で、12月中旬、お題が「合唱」に変更になったけど、そんなこんなで最後までブギーバック脳のまんま挑んだ今回の作曲家クラブなワケです。

以下、ふんとう記

今夜はブギーバック、とは何ぞや。テンポ遅め、シンプルでメロウなコード循環の(執拗なまでの)繰り返し、とかでしょうか。音に関しては、後ろでなってるエレキのカッティング、ワウっぽいベースが気持ちいいと思う以外、キック、スネア、キックスネア!とか、他の楽器の音の良し悪しが全然わかりまへん。

本家ブギーバックは、C→D→Emていうコード進行を執拗に繰り返して、サビと平歌は旋律で分別されるのみ。ラップもこのコード進行に乗っかる。なんかもう、こういうのって変種のブルースちゃうかと思えてくる。いや確信に近くそう思う。ブギーバックのⅣ→Ⅴ→Ⅵm、決戦は金曜日のⅣM7→Ⅲ7→Ⅵmとか、とか、ブルース進行よろしく何べんも回して思いの丈をぶっつける新しいブルース。

というわけで、自分はCM7→B7→Em7→A7という変則決金進行(勝手に命名、決戦は金曜日進行)のカッティングリフをぐるぐる回しながら作り始めた。なんせブルースだもんで、なに歌ってもとりあえずはハマる。本当なら、最後までこの決金進行で踏ん張って、Aメロ・Bメロ・サビだとか、曲の構成の殆ど固めるべきだった。が、ギターを弾いているうちに思い浮かんだ展開がどれもええ感じに思えて、浮気してしまった。結局はサビと間奏部分が決金進行になった。辛抱が足らんぜ。

Aメロは、Am7→Bm7→CM7/Cm→B7→Em/CM7→B7→Em/Am7→D7→Em/というような進行(テンションの名前が分からなくてめっちゃ大雑把なコード名になってます。)が、ダッ、ダーッ、ダッッっとスタッカートする。このリズムは何となく思いついたけど、なんだかそれっぽい。

本当はこのまま決金進行のサビに戻って、オザケンよろしくⅤm(この曲のキー=Gなら、Dm)始まりのCメロを作ろうと思ってたけど、Dm始まりのパートを弾いてると、Bメロが出来てしまった。Dm→/CM7→Gm→/D7→B7→/Em→Am→B7/(超大雑把です)という進行。やっぱりケツはB7にしたかった。自分でも謎のコード(Gmって書いてる部分とか。あとD7もほんまはディミニッシュ?コードだと思う)が多すぎるけど、うまくいったと思う。

これでAメロBメロサビが出揃って、ひとまず曲の体をなした。でも歌詞がない。ここまで何の取っ掛かりもなく曲だけを先に作るのは珍しい。自分は曲先だけど、部分部分に浮かぶ未完成の歌詞のイメージに引っ張られて次の展開を繋げていって完成させるパターンが殆どだった。で、歌詞が一行もないこの時点で先のトーマス君のシェアハウスに遊びに行ってリズムトラックを作った。携帯のメールを確認すると12月25日ってなってる。締め切り4日前。ほんまにギリギリやなぁ。

トーマスとはほぼ初対面に近いし、イメージも完璧には伝えきれてないし(そもそもギターとドラムループしか入ってない仮仮仮トラックを持って行った)、3時間後にバイトやし、って感じではあったけど、トーマス君はabletonっていうソフトでサクサクと色んな音を出してくれた。仕事はやい!トーマス君ちで作ったリズムはAメロの淋しげな指パッチンとか、イントロのベースのワンショットで輝いています。

時間切れでバイトへ。歌詞のことだけ考える。ブギーバック脳の頭に何となくあったのはやっぱりパーティーのこと。でもポーボーイ(poor boy)の自分はパーティーをよく知らない。大抵そういう場所では所在無くて、いまひとつパッとしないまま家に帰るイメージだけがある。あぁ今日も世界はパーティー三昧だ。ならばそれを歌うのだ。以後、三日三晩考える。

そんなこんなで「ダンスフロアーのならず者」、発表当日の朝11時まで掛かってなんとか録り終えました。
昨年2月に第1回が始まった作曲家クラブ、当たり前のように続いたことに他人事のように驚く。何回も書くけど、1年くらい前の自分はまっっったく曲が出来なかったので、こんな無茶苦茶な企画を立てたのだ。2011年末、あやふやな誘いに乗ってくれたクバっち(クバユータ / Yuta Kuba)ジェフ君(Jeff Ichihara)ウェイ子ちゃん(会長)にめっちゃ感謝してます。うそがまことになりました。今回はトーマス君(thomaserwin)や友だちの歌い手しゅうへい君(Shuhei Nagayama)まで遊びに来てくれたり、過去にない人の集まりだった。なんかまた広がりそうな予感もする。あの場所と人たちにこういう素地を作ったのは間違いなく岸本さん。ナチュラルの2階でみんなの曲を聴いてるとき、岸本さんが一緒に聴いてくれてたらなぁ、と毎回思う。

2012年11月25日日曜日

第五回作曲家クラブ迫る

今日の18時から、毎月恒例作曲家クラブの第5回発表会がある。
前回発表されたお題は、「“へい”で始まるサビで始まる曲」だった。会長の出すお題は毎度予想がつかない。

で、今回も何とか曲を完成させた。なんだかんだで毎回提出出来ているっていうのは、(そもそも曲がちっとも出来ないからこの集いをやり始めた)自分的には世界の不思議のひとつといえる。

初っ端からアレですが、今回は失格になってしまう恐れあり。いや、確実に失格かなぁ。これまでのお題は「グラム」「ブガルー」「80'sディスコ」「ブラックバードっぽい曲」だった。これらのお題に共通するのは、全て「ジャンル」や「○○っぽさ」であり、曖昧模糊としたそれら呼称が意味する何ものかを、クラブのメンバー各々が独自に解釈し、「音」に注入して再現前させる、という試みであった。

だがしかし、今回のお題は『「“へい”(という歌詞)で始まる」「サビで始まる」曲』である。「サビ」の何たるかには解釈の余地が残されているが、“へい”に解釈の余地はない。逆に言ってしまうなら、“へい”で歌いだす曲でさえあれば、(それがサビだと主張することで)条件は簡単に満たせる。さてどうしたものか…以下、ふんとう記

元々発表会は11月11日に予定されていたが、先月末の時点で都合の付かないメンバーが出てしまって、11月25日に延期になることが決定していた。じゃあじっくり作るかというとそうはならない。これも不思議のひとつ。一乗寺での弾き語りが終わった11月上旬、ちょっと風邪で参っていたとはいえ、今回のお題に向けてギターを弾くことは出来たし、何となくギター触ってるときも頭の片隅に「へい」って文字は浮かんでいた。にもかかわらず。

うっすら感じていることを書くと、締め切りが設定されていて、さらにその締め切りが目前に迫っている時(今回なら11月19日から今日までの一週間くらい)、ようやく自分は特殊な(あるいは曲作りにおいて一般的な)状況に入っていたと言えるのではないか?と思う。今回の曲で弾いているギターリフやメロディ、コード進行や転調、実際に録り終えた今、やっぱりかっこよいと思うし、色々な閃きがあってよかった~やってよかった~と思うけど、締め切りも何もない環境でこれらの要素が断片的なアイデアとして降ってきても、自分は見過ごしてたんじゃないかと。見逃し三振でこれまでずっと「曲が出来へん出来へん」って言ってきてたんじゃないかと。そして自分は締め切り直前の、ハイでぐちゃぐちゃな生活が結構好きなんじゃないかと。

とにかく、ものづくりハイな時間に突入したのは11月19日の月曜日だった。当然“ヘイ”がなけりゃ失格間違いナシなので、頭の中で「ヘイ!」とか「へぇーぃ」とか言いながらギターを弾いていたと思う。その時書いてたアイデア帳のページを今あらためて開いててみると、、

It's My Cycle”←曲名
ジョーンジェットのブラックレザーのリフでラップ”←アイデア
“へい店長(Yes Yes Y'all) ねぇ店長(Yes Yes Y'all) ダイナモ取っ払ってよー〔ここまでマイナー/こっからメジャ-〕そしたら最高 もう最高 My Cycle It's 最高”←サビと思われる部分の歌詞

などと書いてあり脱力した。ママチャリからダイナモ取っ払ったくらいでそんなに最高かよ?自分で外せよ!ヒップホップはあまり知らない。スチャダラパーとかで聴こえてくる景気のいいあの掛け声は一体何?と思って「イエッセッショー」って検索して「Yes Yes Y'all」に辿り着くぐらい無知。そしてそれを臆面も無く使ってしまえるほど無垢。こんなことを真剣にやってたんか自分。日曜日の自分から見ても先週月曜の自分はまともじゃないぜぇと思う。悪くないぜぇ。

そんな調子の月曜日だったが、ギターを触っているうちになんだかいい具合のリフに巡り合ってしまう。ローコードのEがジャーンと鳴る、タフな感じのリフ。あぁ、こういうの好きやったなぁと思いながらしばらく繰り返し弾いていると、いかにもって感じのAメロへの展開が湧いてきた。E→Bm(D)→Aと一回やって、すぐメインリフE→D→Aに戻る。うわぁクレイジーホースみたい、最高や。まぁ「へい」の方は肝心のサビ出来てるし置いといて、と欲をかいてさらなる展開を考える。

うわ、いいのが出た。C→G→Dという、「ヘイジョー」っていう歌などに顕著な、所謂5度進行。タフな曲調にぴったりはまる。C→G→DときてAに行けば、E→D→Aのメインリフとケツが揃って気持ちE!だけども紋切り型じゃなく、歪でも変でも、自分がびっくりするような展開にしたい。欲張るなぁ。で、C→G→Dの次、ここでF#7!!!メロウネス!!!ここでDキーになる!!!これやっばい。このF#7の閃きで「It's My Cycle」を放置することが決まってしまった。タフとメロウの共存は可能か?いやー無理っぽいな、とかずーっと思っていたので、こんな感じで尻尾を掴んで幸せな気分になる。

となると、折角なのでこのまま体よくDキーの一塊に持って行きたい。この時点ではBメロはC→G→D→F#なので、Bm→Aとか気持ちいい。が、再び欲をかいてちょっと歪な展開でドタバタとサビに突っ込んでやりたいと思う。あれこれ弾いて、C G /D F# /G A# C /っていう3小節のBメロに落ち着く。歪~

ほんじゃぁサビだ、ってことで考える。ここらへんでDキーの本拠地Dがジャーンと鳴った方が気持ち良さそうなので、自ずとD始まりの展開を考える。オープンコードのDで始まってェ、Dの指のカタチを残したままベース音が下がっていってェ、という感じで。ここで単純にD→C#→Bとかやっちゃうともったいない。ので、D→C#→C→B→A#という半音下りをメロディと一緒に閃く。

続きをどうしよう。グラムロックが好きになって以来、アイデア一発勝負の、ややこしいコードを使わない、理論に裏打ちされていない転調が大好きで、いつか自分でもやってみたいと常々思っていた。一発目の転調(この曲だとEキー→Dキー)はちょくちょく思いついても、転調先のキーから元のキーに戻る術が見つからず、結局完成しないパターンが多い。今回も嫌な予感がした。しかもE→Dの(D→Eの)転調なんて多分聞いたことない。聴きもらしはあると思うけど。

解説の途中ですが18時にバイト終わり次第発表会へ直行するので、そろそろサウンドクラウドにプライベートで上げておいた音源をパブリックに変更したりリンク貼ったりせないかんので終わります。続きもちゃんと書こう。

とりあえず曲、投下完了!

――翌日――

さて発表会も終わり月曜日、朝から雨降り。雨乞いの効果テキメン
昨日途中でぶった切ってしまったので続きを。

この曲の構成を端的にまとめると、、

【A】
 E       Bm     /A              /E      D   A  /E      D   A   /
【B】
 C       G       /D     F#7    /G     A#  C /
【C】
 D       A       /C      G      /A#    E7     /
 A      F#7     /Bm   A7     /E          

という感じ。コードの名前がわからないのでシンプルに書いてるけど、このまま弾いてもちゃんと歌えるはず。目出度くDキーからEキーに戻ってこれた。どうでもええ人にはほんまにどうでもええことやけど、すんごく嬉しいです。

それでは録音編へ

2012年10月8日月曜日

第四回作曲家クラブ

なんだかんだで今回もメンバー全員ちゃんと作ってきた。すごい。

前回の日記のそれから、を。

金曜日
昼勤あがりにスタジオへ。個人練が取れたのが20時~21時だったので、直前まで西院の喫茶フロントで歌詞を考える。歌詞を考える楽しみっていうと、譜割りにぴたッとはまる歌詞が思い浮かぶことももちろんやけど、ふと浮かんだ言葉ひとことに引っぱられて、退屈してた物語の展開とか結末だとかが一気に別の地平に開ける瞬間があって、その瞬間は周りの景色が霞んでしまうほどだったりする。その言葉だけを取り出したら別になんてことないひとことやけど、さっきまで作ってた文脈に放り込むと一気に化学変化を起こして別のものになってしまう様な、言葉のすごいところ。もちろん歌詞に掛ける時間の大半は「絶対出来へんやん」っていうしんどい時間の方が多いけど、それでもそういう瞬間が来て光が差して、そしてその後はまた「つづき絶対出来へんやん」っていうしんどい時間が。一生遊べるんちゃうか。とりあえず、スタジオまでの喫茶店で曖昧ながら歌の方向が「朝」っぽい感じに定まる。

京都最安?スタジオ、西院ビルボードにて。それまでに浮かんでたギターの進行を弾いてみて、実際に歌声を出しながら展開などを考える。一時間しかないので醜声にひるまず歌う。そろそろGキーから離れたいとか思いつつ、やっぱりGは歌いやすいし、おまけにお題のブラックバードもGなので、やっぱGでいいやと思う。スタジオ帰り、まだ全然曲が完成してへんのに西院折鶴会館の立ち飲み屋さん「才」へ行ってしまい、ほろ酔う。そして帰宅後結構すぐに寝てしまう。アホかよ。

土曜日
まずはバイト。バイトあがりの18時の時点でまだ歌詞が完成していない。歌詞が全部ないことには全体の細かい部分が決められないので録音が開始できない。まいった。アパートでぼそぼそ歌っても何言うてるかよくわからんので、前々回から発表会前日にスタジオ行って歌を録る方式にしてて、今回もそのつもりだった。バッキングトラックを流し込んだMTRをスタジオに持っていって歌を録音するので、少なくとも前日夜の時点でイントロからアウトロまでの連続したトラックが必要になる。が、考えてるうちに夜中になって雨まで降ってきやがって、結局夜のうちにスタジオ行くのは諦め、発表会当日13時の集合時間までに全部の楽器と歌を自宅で録音することにした。今回はテーマがブラックバードなので、1本のアコギがあれば十分とも思えたし。じたばたせずに歌詞だけを考える。一行だけ悩ましい部分を残して大体できた気がしたので、ずばり「朝」という曲が入ってるサニーデイサービスの4枚目を聴いて寝る。いつ聴いても最高やなぁ。ちなみに「bye bye blackbird」という曲も入っている。

日曜日
8時起床。アコギの録音から。アコギというか、リゾネーターギターを使ってます。これしか持ってない。ギターのフレーズは数日前から出来てて、歌詞考える際もしょっちゅう弾いてたので難なく録れた。アコギはマイキングが要とよく言われるけど、あちこち試す時間はないので、ひとまず入門書通り、12~14フレットの前あたりからボディ方向へ、若干下向きのオンマイクで録音。

ブラックバードといえば革靴の音かな?とユーチューブ見て思ったので、冠婚葬祭用に買った国産チェルシーブーツ(パチもん)を履いてアパートの床を鳴らす。階下の住人に悪いのでトントントンくらいにしか鳴らせない。録れた音もいまひとつな感じだった。

間奏部分が寂しい。ポールが弾いてるアレ級の必殺アルペジオリフならそれだけで間奏を持たせられるけど、自分のじゃ無理やと気付き、バンジョーを入れる。いつまでたっても弾けないバンジョーをピックで弾く。少し英トラッドを意識、というか後半のフレーズは持ってるレコードのどれかで確実に聴いたことある。

いよいよ歌。布団(イケア製あたたかさレベル5の掛け布団)にくるまって真っ暗の中ハンドマイクで歌う。 普段GキーでD音とか歌うとき、張った声で歌う以外の技量がないけど、アパートで歌うやましさもあったのか、息が抜けたような変な声だった。いつも通り、使えそうなのを2トラック分用意出来るまで歌う。

靴の音がイマイチだったので、奥義「タンバリンをブラシではたく」に手を染める。これはタンバリンを膝にのっけて、ドラム用のブラシでカサカサ叩いたものをオンマイク録音する手法で、この手の曲に相当使える小技。きっちり録って、必殺EQが決まればほんまにええ感じの音が出せる。今回EQのポイントが全然思い出せなかったので適当にしてしまったけど、それでもこのトラックをミュートオン/オフして聴き比べてみると相当効いてるのがわかる。

最後に、音楽作るならいつかやってみたいこと(テープ逆再生とか)ランキング50位以内に入ってた「猫の声を入れる」に着手。黒猫ベティはお腹が空くと上目遣いで鳴くのだが、それをアイホンのボイスメモに録音していたのだった。ブラックバードでも鳥の鳴き声のSEがふんだんに使われているので、ここでやらなくていつやるか、という感じ。ベティの出番は間奏明け、Cメロ後のブレイク部分で大いに美声を聴かせます。

以上、ギター/靴/歌/歌/タンバリン/猫/の全7トラック。基本はギターと歌なのでミックスもラフに終わらせる。薄々気付いてたけど、やっぱりブラックバードにはならない。それこそが和製の醍醐味で全然イイんですけど。フォークとかカントリーとかトラッド音楽をポールがああいう形で出して、それを聴いた日本の青年が再びフォークに戻してしまったような。ではどうぞ



いろいろアクシデントがあったりして、発表会もいつも以上に盛り上がった。今回みんな楽器とかトラック数自体少ないのに、それでもやっぱり三者三様。めちゃ面白い。 その後もライブに行ったり、長い長い一日だった。いま時間がないのでまた書こう。

2012年10月5日金曜日

第四回作曲家クラブ迫る

大舞台の余韻も束の間、あさっての日曜日には第4回作曲家クラブが催される。催されてしまう。
今回のお題は「ブラックバードっぽい曲」。

ユーチューブで聴いた。ええ曲や~。ホワイトアルバムに入ってるらしい。アレ?と思ってアイポッド見たらリマスター出た時にちゃっかり借りてた。



とりあえずええ曲や~っていうのと、コード遣いがややこし過ぎってのと、拍子の取り方が変わってるなぁ、というのが第一印象。では「ぽい」とは?一週間しかないなら無いなりに何とかするのが当クラブなので、「ぽさ」の抽出もファストに終わらせないといけない。

ギター持ってユーチューブを追っかけたところ、何ともええ感じのコード展開の肝は、
/G A /A# B /C C# /D D# / か ら の、Em
と、ギターのベース音が半音ずつ上がってくところ(特にEmの手前)にあると見た。はっきり見てないし耳もそんなに良くないので細かいところはどうでもいいです。つまりブラックバードは2拍ごとにベースが半音ずつ上昇してⅥmに着地するタイプのカントリーだ、という結論に至る(大暴論)。

なので、頭の部分のベース音の上昇を別のカタチでなんとかでっちあげて、最終的に
/C C# /D D# /
に辿り着けたらなと思う。ちなみに恐らくD#はB7の働きをしてる気がする。押さえ方も(6弦側から並べて)【XX1202】。これ5弦2フレット押さえたらB7やもんね。これでEmに行ったらそら気持ちいいわ~。同様にC#はA7の働きをしてる気がする。押さえ方は【X4200X】。これでD行ったらそら気持ちいいわ~。

で、ギターぽろぽろ弾いてると、不意に「暗闇坂むささび変化」に繋がる。というか、上述の理由でブラックバードをカントリーと捉えるなら、ベース音の上昇を
/G F# /E D /C C# /D D# / か ら の、Em
っていう下降~上昇に変換して、アフタービートで演ると「暗闇坂むささび変化」に行けるのかも、とか。こういう夜更けの発見(翌朝見ると大したことない)は楽しい。



そんな風なことを思って眠りに就いたのが火曜日の夜で、水曜日は昼間っからBBQでへべれけになってしまったので手付かず。木曜日、バイト前にちょっと考えるも何も浮かばず。帰宅後は逃げるように眠ってしまった。あの眠気はきっと精神的な逃避願望から来たものやと断言できる。いよいよ後がない金曜日、すなわち今日、今、レジ打ってま~す。

とりあえず20時~21時でスタジオの個人練習予約できたので追い込みをかけたいです。金曜夜はどこのスタジオも活況。いきおいギター持ってバイト来てしまったけど個人練難民にならずに済んで良かった。

2012年9月3日月曜日

第三回作曲家クラブ

なんとかまにおうた

土曜日深夜2時半~4時半でスタジオ行って、バッキングを流し込んでおいた小さいMTRの空きトラックに歌声を入れる。MTRは4トラックなので、ソングをふたつ分作っておいて、ソング1に3テイク分の歌、ソング2に3テイク分のコーラスを録音した。キーが低いけどギターを優先して録音済ませてしまったから今更どうにもならずそのまま歌う。

帰ったら録音した歌計6トラックぶんをSONARに流し込む。WAVファイルを読み込ませるとかではなく、文字通りMTRのラインアウトからオーディオインターフェイスにケーブル接続してDAWに流し込んで録音、各トラックの先頭に入れておいたクリックの波形を見ながらDAW上のオケとのタイミングを合わせる、というやり方。すんごいノイズ!

ヘタクソな歌の中からマシな部分たちを繋ぎ合わせてボーカルトラック、コーラストラック2トラックにまとめる。ほんで毎度お馴染みダブリング。この時点で余裕で朝に。イントロ、アウトロ、ソロが全く空白で残っている。イントロアウトロは大体毎度後回しにして発表当日の朝に手を付けることになるから、大体毎度酷く手抜きになってしまう。今回も然り。

で、もう11時回っていたので全15トラックの音量だとかエフェクトだとかを確認していって、書き出し~サウンドクラウドにアップロード。終わり!



そうそう、1番Bメロの歌詞が土曜の夜の時点で出来てなくて、神にも祈る思いでスタジオまでの時間を過ごしていたら、なんとか思い浮かんだ。毎度思うけど、こんな歌詞の書き方はバンドとか自分のライブで歌う曲だと恐ろしくて絶対出来ない。録音から1日経った今、推敲を重ねて書かれた歌詞と直前に書いた歌詞とが共存するこの歌を聴いて、自分自身どちらがどうとか特になくて驚く。案外こんなものなんか?

作曲家クラブ、メンバーそれぞれの力の入れどころがあって面白い。元々は曲作り(とくに歌詞)の遅い自分に何らかの刺激になったらええなと思って、友達を誘って始まった企画やから、自分の場合は動機のド真ん中に自分にとっての歌がある。今回のテーマにしても、自分が通ってないジャンルの音の中で何を歌うんか?みたいなところが大きくあった。ロックバンドがブルース進行の中で酒や女の事を歌う、なんてのは別にどうってことないんである。

「飛・び・た・い」これは深夜徘徊をオブラートに、アマニタ・パンセリナだとかを読み耽った真剣10代の頃の純粋な気持ちを歌にしたもの。こういう気持を恥ずかしがったり「イタいわ~」とか言いながらオトナになっちまって、そのくせ酒に酔っぱらってるこの世界そしておれに向けて歌イタい!あの気持ちウソやない!

次回のお題は「ビートルズのブラックバードっぽい曲」となりました。
ジャンルじゃないお題は初。一見具体的なようで、非常に難しい気がする。ブラックバードは昨日初めて聴いたけど、何をもってブラックバードっぽくしたらええのか?ワカラン。

2012年9月1日土曜日

第三回作曲家クラブ迫る

いま締め切り16時間前。こんなときにバイトなんである。

なす術ないので、現状をば

今回の曲にQY70ねじ込むの諦めた。パターン選んでコード進行入力して演奏させてみたものの、ダメダメな感じやった。少なくともプリセット使わずに打ち込めるようになってから曲に使うべきと判断。大英断。その判断が随分遅くなってしまって、実際にDAWを立ち上げたのが昨日の夜。いつもの感じやないか…。QY70がなんとかしてくれるってずっと思ってたなァ

結局四つ打ちのリズムだけQY70のプリセットから借りてきて、SONARに流し込んで2小節くらいのループにした。非道い!QY70殺し!フィルとかハンドクラップとかはZOOMの謎のリズムマシンから借りてきてループ素材に。

次にメインで鳴ってるエレキギターのカッティング。いつも通りギターで曲を作っていたから、その時に思い浮かんだフレーズをそのまま録音。サクサク進む。

次、ベース。超厄介。家にあるエレキベースはポジションによって音の大きさが全然違う。おまけに1弦はめちゃくちゃ音ちっちゃい。そして12フレットの弦高が1センチぐらいある。さらにオクターブ調整やってもやってもフレット押さえたら半音近くシャープする。あと勝手にペグが回って1曲持たずにチューニングが下がる。こんなじゃじゃ馬ですがちっとも可愛くないです。しかしながらQY70でのベース打ち込みを諦めたので、これを弾かねばなるまい。

開放弦を使わないと決めて、弦ごとにチューニングをずらしてそれぞれの調弦の落としどころを探る。ベース用のプリアンプとかシミュレーター持ってないので、ギター用PODに繋いでそれっぽい音を探す。フェンダー系のギターアンプにオートワウをかましたらそれっぽくなった。ベースライン考えたりしながら、ワンコーラス録ったら再びチューニングして。ベース録るだけでえらい時間掛かってしまった。

ここまででドラム関連の素材3トラック、ギターのカッティング1トラック、ベース1トラックの計5トラック。時刻は明け方、何回も繰り返して聞いてるから次第に良くなってきて(いつものアレや)寝る。

正午、目覚めるもディスコとは何であったかを考えないままに寝てしまったことを思い出して寝覚めが悪い。時間ない。事前リサーチでストリングスが多用されてた事を思い出し、マイクロコルグのプリセットを漁る。ずばりストリングスっていう名前の音があった。アカンアカンと思いつつも、焦りやらなんやらで取りあえずデフォルトの音から1オクターブ下げといたらバレへんか、と意味不明な小細工をする。思い浮かんだフレーズをササっと弾けたらええけど、鍵盤全く弾けないので、まずは曲に合わせてそつなく弾く練習から。また時間かかる。正直ストリングスは音楽的判断よりも、「ディスコにはストリングスが多用されてた」っていう言語的感覚で無理矢理取り入れたもの。フレーズのセンスもないから実にダサい。しょうがないねぇ。結局Bメロだけストリングス入れて他のとこはやめとく。Aメロにはウーリッツァーの音で軽やかな感じのバッキングを入れておいた。下手やのに音色だけでええ感じになる。

あとはソロ手前の導入部分でディストーションっぽいギターがR&Rの5度6度のリフを刻むという超画期的アイダアを録音する。自分がディスコ知らんだけで絶対誰かやってるでしょってくらいの秀逸なめぐり合い。

これにて大体のパートが出揃って、細かいとこいじったりしてたらバイトの時間に。

このあと

そう歌を録音していない。ていうか1番のBメロ部分の歌詞が出来てない。さっき大宮246の個人練を予約した。ちっこい4トラックMTRの4トラック目に、バッキングを流し込んで持って来ている。スタジオは26時半から。それまでに出来てないとハハハァーンて歌うことになってしまう。

帰ったら未着手のイントロとアウトロ。
あとソロ部分。もうエレキギターでええか。
明日陽が昇って元気ならボンゴとシェイカーを録音したい。
とにかく歌詞はよ!有線うっさいわ!

2012年8月29日水曜日

QY70

第一回グラム、第二回ブガルーときて、今回のお題は80'sディスコ。ディスコ行ったことないしクラブ音楽も全然聴かない。アウェーィ

メンバーの都合で、発表は9月2日となった。一日延びた!とはいえ締め切りまで一週間切ってる。

進捗具合は…
色々書いてるノートを見てみると、8月21日に着手していて、現在までに大体の曲の感じは出来つつある。けど、頭の中で鳴ってるあやふやな音と、ノートに書かれた歌詞とかアイデアがあるだけ。これから数日でこれらを音に直さなくちゃならない。大丈夫かね?

ひとまずディスコなので、ドラムは打ち込みか?という雑な把握でいるけど、打ち込みはほぼ未経験なんである。ベースもしっかりと聴こえるのが理想やけど、家のエレキベースはことごとく絶不調なので、こちらも打ち込みになってしまうんか、と何となく思っていた。そんな気分の先週木曜日、何故かバイト先にYAMAHA QY70という初代ゲームボーイみたいなシーケンサー(音源てんこ盛り)が転がっていたので、ダメもとで借りてみた。取説もアダプターもないし、ちょっと本体割れてるし、バックアップ用の内臓電池切れてるし、ほんまにダメもと。しかし未知の90年代のハード機材、狙っても出せない絶妙なダサさに若干ときめく。このときめきが消えるまでにある程度使えるようになりたい。

内臓電池交換はネット上に情報いっぱい上がってたので難なく交換できた。コンビニにも売ってるCR2032というボタン電池。取説もYAMAHAのサイトから無事ゲット。しかし情報量が膨大(音源リスト68ページ!、ベーシック編92ページ!!、リファレンス編181ページ!!!)過ぎて大変。ハードシーケンサー自体初めてやから斜め読みも出来んし。締め切り一週間前にこんなとこに時間費やして大丈夫なのか大丈夫じゃないのか。読みながら焦燥感募る。

以下QY70への理解と疑問を列挙す
●大きく分けてソングモードとパターンモードがある。これは間違いない

●ソングモードは実際に一曲通してイントロからアウトロまで、全パートに完璧に演奏させるのを目指すモード。のはず
●ソングモードにはパターントラック/コードトラック/テンポトラックという、楽曲制御の基本って感じの3トラックがまずあって、それとは別に、主にメロディパートを鳴らす為のシーケンストラックが16トラックある。多分合ってる
●パターントラックに数小節程度の断片(パターン)をお好きな順に配置することで、(特にリズム隊、和音楽器などの)まるまる一曲分のバッキング作成がラクラク出来る。はず
●コードトラックに作成する曲のコード進行を入力することで、コード面で曲の進行を司ってくれる。パターントラックへのコード進行の指示を出すトラックと考えられるので、音そのものは鳴らない。はず
●テンポトラックは、途中何小節目からテンポ落とすとか、そういう情報を入力して、曲中のテンポチェンジを司ってくれる。もちろん音は鳴らない。はず

●ソングモードに対置されるパターンモードで作成するのは、ソングモードのパターントラックに断片として並べる為の数小節のパターンのストックである。はず
●パターンモードには膨大な量のドラム、ベース、サックスやらフルートやら…のフレーズパターンがプリセットされていた。これも間違いない。
●ソングモードのパターントラックは、トラックとしては1トラックだが、パターン自体に8トラック分の音を鳴らすことが出来るので、シーケンストラック16トラックと合わせると、実質24トラックになる。はず。

ギモーン
●パターントラックのプリセットフレーズ聴いてて「使えるけどバスドラをシンコペにせないかん」みたいなパターンがあった時、「ほんじゃぁステップ録音ってやつでこいつを上書きしたらよい」と思っても「プリセットなので無理です」みたいなメッセージが出る。一部分直してほぼそのまんま使いたいフレーズやのにもったいない!ってことが起こる。
●で、「じゃあそのプリセットフレーズに使われてる音色使って全部手打ちしたらよい」と思っても、プリセットフレーズ名はあくまでフレーズ自体の名前であって、使われてる音色の名前が分からんので、アホほどある音色リストから耳だけを頼りに探すハメになって、面倒になってやめてしまう。
●パターンモード、ソングモード共にキーを設定出来るようになってるけど、例えばパターンモードでDキーで作ったパターンを、Cキー設定のソングモードに配置すると、移調してくれずガッチャガチャになってしまう。
●ソングモードのパターントラックに配置したフレーズは、ほんまにコードトラックに入力したコード進行に追従して鳴ってくれるのか。
●ラインアウトがステレオミニフォンしかない。

どれも取説熟読したら解決しそうな感じやし、帰ったらここらへん確かめたいけど、締め切り前にこんなんやってて大丈夫なんかな。

2012年4月23日月曜日

第二回作曲家クラブ

昨日は第二回作曲家クラブ品評会だった。前日の夜中までどうなることやら全くわからんかったけど、集合時間に1時間遅刻してギリギリ間に合った。くわばらくわばら

記憶の確かなうちに作曲~録音にまつわるメモを残しとこうと思う。
先週金曜夜に書いた前回の日記の時点で、コード循環とメロディが浮かんで、それに引っぱられて歌詞のイメージを掴んだっていうところやった。今思うと全体の2%ぐらいの進度やんか。で、金曜深夜帰宅後すぐ歌詞や展開をちょっとだけ考えて、まあいいやと寝る。

土曜は昼前に起きてまずスタジオ個人練習予約。今回はアパートでぼそぼそ歌うんじゃなく、スタジオで(あるいはカラオケボックスで)歌の吹き込みをしようと前々から考えていた。ノートパソコンやオーディオインターフェイス、録音機材類を自宅外に持ち出して録音する経験もしてみたかったし。夕方は空きがなくて結局21時-23時を予約。

21時までになんとか大体の歌詞と曲の展開をでっちあげてスタジオへ。
まずは1トラック目に仮ギターを録音する。歌を録音する時に、イヤホンから仮ギターを流して、それに合わせて歌うから。ボーカルのソースが欲しいだけなので手短に済ます。

歌を録る。
DAW上での波形編集じゃなく、実際に2回歌ってダブリングにするつもりなので、平歌もコーラスも全部2トラック分歌う。ここ何時間かで作ったばかりやから、日本語のアクセントに対応する微妙なメロディの差異に苦労しまくる。しかも依然として3行分くらい歌詞に穴があって、その部分の歌は録音していない。

とりあえずドラムを録る。
オーディオインターフェイスの同時入力数がたったの2つなので、一本目のマイクをバスドラに突っ込み、二本目をスネアにオンマイクでセッティングする。ミキサー使って2ミックスを流し込む程の気力も技量もないし。ドラムの録音自体はめちゃくちゃ楽しかった。ドンドンタンドカドカドンタン

思いきり23時を回ったので店員さんに24時まで延長する旨を伝え、時間ぎりぎりでなんとか残りの歌詞とその部分の歌の録音を終えて帰宅。

アパートで夜中に出来ること、って考えると、スタジオで録った波形の編集だとか、エレキベース、エレキギターのライン録りくらいしかやれることがない。ドラムがあんな録り方やったのに結構カッコ良く聴こえる。なんだかんだで朝7時までかかってようやく寝る。

朝は10時に起きる。集合時間は13時。
もう陽も昇ってるので、マラカス、カウベル、ボンゴ、 ギロと、持ってる楽器を総動員してブガルーになれ!なれ!と祈りながら録る。間奏とかアウトロ寂しい、と思ってギリギリに適当な鍵盤を入れようと思い、一時間遅刻する。

で、出来たのがこの曲。相変わらずスパムサイトからしかアクセスがないのでちっとも恥ずかしくない。


今回もまるで違う3曲が集まってめちゃくちゃおもろかった。みんなの思考回路の違いが音になってた。ブガルーじゃないじゃん、とつっこまれつつも、誰かがスマップみたいやな、と言ってたのが一番嬉しかったなぁ。言いたくないことやりたくないこと何一つやらず好きなことやってスマップならほんま最高って感じ。歌のバックグラウンドは90年代と多摩あたり。ビール飲んでたらおれに会ったよ、という歌。



2012年4月20日金曜日

第二回作曲家クラブ迫る

次の日曜日すなわち明後日、作曲家クラブ第二回品評会がある。今回のお題はブガルーだった。

第一回品評会の時に今回のお題が発表された直後、ジェットセットでブガルーのレコード買ったりして、今回からは時間かけてちゃんとやるつもりやったのに結局この体たらく。レコードだけは買ったけど。聴いてたけど。曲作ってへんがな。今日夜中までバイトやがな。


参考資料はこのレコード。初めてこの享楽的なレコード聴いた時から、曲名は「YOPA-RATTA」にするって決めてる。酔ぱらった。でもそっから何一つ思案を巡らせぬまま今日まで来てしまった。少なくともこのアルバムにおける「ブガルー」は、ギロだとか、主に名前もわからぬラテン打楽器といったリズム隊に定義されているんかな~、とぼんやり感じていたので、とりあえず曲と歌詞からやっつけねばならぬ、と今日のお昼に決意。後手後手だァ


ギターを持ってあれこれ考えてたけど、スリーコード、ブルース進行でええんか?それで満足か?っていう欲をかいてしまい、とっかかりのコード循環がブガルーから遠ざかってしまった。
ⅣM7→Ⅲm7→Ⅵm→Ⅰ7って感じのやつ。書き方合ってるのかわからんけど、ドリカムの「決戦は金曜日」とかで循環してる例の進行。普段は全く縁が無い。しかしながら窮地に立たされた今日、ギターを触ってたらこれが出てきた、ってことは、そういうことなんだろう。と思い込み、これで行くことにする。

さて、どんな曲に?とりあえず「酔ぱらった」という享楽性は残したい。ビールビール!発泡酒発泡酒!と志すものの、コード循環がメロウ過ぎて徐々に切なさを帯びてきた。やばい。二兎を追ってニワトリ捕まえてしまうあの感じや。でもそれって曲作りの醍醐味やと思う。ギターとか言葉に引っぱられて、作り初めには予想もしなかったような所に連れて行かれる感じ。それを歌い手のキャラクターや音楽ジャンルに合わないとかで排除してしまうのは本当は不幸なことなんじゃないの。それだって間違いなく自分の蓄積から出てきたものなんやしね。この企画、作曲家クラブでの自分は恥も外聞もないから、やっちまうのだ。

と、いうわけで、児童公園でビール飲んでたらおれに会ったよ、という風な曲のゲシュタルトが朧気に浮かんできたのが16時くらい。どうなることやら。ベティにご飯あげたり部屋の片付けしてたらバイトの時間。




2012年3月19日月曜日

第一回作曲家クラブ

昨日の作曲家クラブ第一回品評会について

なんとかかんとか間に合った。結局、前日土曜のバイト上がり、夜9時頃から録音を始めて、当日の朝5時頃に無理矢理仕上げた。無理矢理にでも仕上げることこそが最大の目的なので、手応え十分。木曜に曲作りに着手して日曜に録音まで終わらすとか、こんな企画でもなかったら考えられんかった。ふー

第一回のお題は「グラム」。メンバー3人とも見事に曲調が違ってほんまにおもろかった。おのおのが「グラム」っていう単語が何を意味してるのかを解釈し、ひとまとまりの曲に還元し、「グラム」を再現前させる。言うなれば言語記号を使わずに、音そのものに「グラム」を意味させるという、暇潰し有段者の遊び。いや、音楽を志す(金稼ぐとかではない)ってこと自体が人生を費やすに値する壮大な暇つぶし、死ぬまで付き合ってくれる偉大な友人を持つようなものなのだと思う。

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この月例企画、ちゃんと継続させて、サイト作ってまとめようって前々から話していたので、第一回自作曲の録音にまつわるメモを以下に。トラックごとの意図とか記しといた方が身の為になるんかな。

トラック1:リズムギター。PODのツインリバーブ使って、Aメロで映えるようにジャキっとした音に。C-B-Aって下がるリフで開放っぽい音が鳴ってるのは5カポにして弾いてるから。この春からアパートの隣室、下階直下に住人が入って夜中に大声出せなくなったからギリギリでキーをE→Aに変えたのだ。ストゥージズを想って、の割に普通な音で恥ずかしい。

トラック2:リードギター。PODに入ってるマーシャルのコンボタイプを使う。冗談でファズを掛けたこと忘れたまま録音してしまった。時間がなく全トラック2テイクまでで録音止めるって決めてたから気にせず放置。イントロはジョニサンを想って演奏、イントロからAメロに入る直前のフレーズはウェインカウンティのまんまパロディ。

トラック3:ギターソロ。マーシャルのコンボ+昔セコハン屋で買ったフロイドローズ付きのワンハムギターでモットザーフープルにありそうな感じのソロを弾いた。何も考えてないけど、とりあえず1テイクでオッケイてことにする。

トラック4~5:歌。1オクターブ上の不穏なコーラス、みたいなイメージがグラムにあり、且つそんな高度なコーラスが出来るとは到底思わなんだので、エレハモのPOGていうオクターブジェネレータを通して1オクターブ下と1オクターブ上を混ぜて録音。音程がふにゃふにゃな事とかよりも近隣住民の平安を優先し1テイクで終わらす。トラック5は複製したトラック4の波形をほんのちょっとずらしてダブリング効果狙い。

トラック6:ベース。偶然にもバンドのベーシストが楽器持参で遊びに来てたので、ジャズベを借りて録音。ベース用のシュミレータが無いので、PODを適当に触って適当に音決めて適当に録音。多分ゴンゴンゴンゴン…って感じの音にしたかったんやと思う。アドリブ。要所要所のグリッサントくらいしか意識してない。まあええか、と。

トラック7~8:コーラス。トラック7にはAメロ2番で左から聴こえるアアアーンて裏声と、ミッドナイトトゥシックスて言うてる(サビ?Cメロ?)部分で左から聞こえる気色悪いコーラスを録音。ベーシストにも歌ってもらって非常に愉快、自分たちが。トラック8ではまっとうなコーラスでMidnight to sixと歌っている。

トラック9:カウベル。必須と思われた。化粧して腰振りながらカウベルを叩き歌う歌手(デビットヨハンセンか)を想う。さらにショートディレイを掛けてグラム化を図る。ディレイ聴こえてへんけど。

トラック10~11:リズムマシン手打ち。MIDI音源的なやつ持ってないしドラムいらんかな~と思ったけど、唯一出来ることがあった。中3の時に友達が実家に忘れていったZOOMのリズムマシン。劇的にショボい音やし、もちろんそのショボさはRolandのTRみたいなショボさではなく、誰からも望まれない類のショボさ。バスドラとスネアのボタンをドドタドドドタド、って叩いて録音。トラック11には、ハンドクラップと鈴の音なんかを録音。

ミックスはほんまに知識もなく、誠実な適当さで臨んだ。とにかくギターソロでギターしか聴こえへん、くらいの感じにしてやりたかったのでエンベロープを書いたり。フリーVSTのコンプやらディレイやらをいじくったり。

ほい。スパムサイトからしかアクセスないから臆面とかないです。

あと、思ったこと
バンドで演奏するとか、人前で歌うって曲じゃないからか、歌詞がすいすい書けた。2日で、でたらめカタカナ言葉とかじゃなく主題に基づいた言葉を、「ミックジャガーよりたちの悪いやつ」っていう一行に収斂するように書けたってのは意外な発見やった。もちろん綻びはあちこち散見されるけど。夜中に光って明け方消える倒錯者をプリティズのMIDNIGHT TO SIX MANに重ねて、普段は使用厳禁の英語も使ったり。ほんまに楽しい楽しい言うてたら出来上がった。絶対これからも続けたい。

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で、次回。4月に催される第二回作曲家クラブのお題は、会長の一存で「ブーガルー」になりました。非常に遠い。遠すぎるのでまずウィキペディア。
ブーガルー(Boogaloo, Bugalu)は、1965年から1970年ごろにかけて主にニューヨークで流行したラテン音楽の一種。リズム・アンド・ブルース、ソウル、ロックンロールなどの米国のポップミュージックとキューバ〜カリブ系のラテン音楽が混合されたサウンドが特徴。
渚よう子のブガルーベイビーていう曲名でしか目にした事が無いので途方に暮れてたけど、3コードをもとに作れそう。問題はブガルーだけが持つであろう、固有の「感じ」を自分は全く知らないので、締切りまでにレコード聴くなりして、何とかその「感じ」を掴むこと。そして自分の手の届く楽器たちでその「感じ」を録音し、「ブガルー」を再現前させること。かなり難題やけど、また楽しくやれたらなぁと思う。

あ、そういや明日は卒業式や。

2012年3月15日木曜日

第一回作曲家クラブ迫る

やっばい。バイト先の先輩と企てた月例企画、作曲家同盟の第一回品評会が次の日曜やった。月一回お題と締切り日を設け、各個人曲作りから録音までの完パケを目指す、というもの。音楽を志しながら曲作りの遅さを嘆いていた自分と、同じく音楽を志すバイト先の先輩とで昨年末に話が盛り上がり、もうひとりの友達(バイト先の元同僚)にも声を掛け、いよいよ第一回の締切りが明々後日3月18日の日曜日なんである。

なんもやってないと気付いたのが今日の14時。マズすぎる。こういうのはミニコミとかと一緒で、友達とわいわい企画して1~2回やって自然消滅っていうのが一番痛い。てか自然消滅どころか一回目やんか。今回のお題は「グラム」。近すぎる。前のバンドのテーマはグラム化したストーンズにカントリーの風を吹き込む(適当言うてるけどだいたい合ってる)みたいなとこやったから絶妙に着手し辛いなぁとか、とにかく後まわし後まわしにしてる間に今日の14時になってしまった。

棄権(=企画おじゃん)だけは避けねばならんので、でっち上げでもなんでもよいのでギターを弾き曲を考える。同時に歌詞も。ドールズのジョニサンっぽいイントロ、ストゥージズっぽいAメロに決める。イントロがべらぼうにかっこええので、その進行に歌を乗せてBメロかCメロにすることに決める。歌詞もでっち上げなあかんので、(真面目に)曲名を「おかまのロックンロールバンド」に決める。なんか地方都市の自主盤に入ってそうな感じ。これ入ってたらアタリやけど。映画のヘドウィグみたいなほんまもんの越境性まで歌詞に入れられたら良いけど、たぶん間に合わへん。

そうこうしてるうちにバイトの時間が迫り、構成も考えてないので録音には全く手を付けないまま家を出る。自ずと宅録がメインになりそうなこの企画、打楽器は打ち込みになるんやろうけど、音源持ってないし今からフリー素材漁る根性もない。どうしよう。グラムの曲でドラムがないって結構致命的や。どうしよう。ベースも持ってへん。どうしよう。とにかくやるっかない。


この企画、お題(今回は音楽ジャンル)がランダムに設定されるので、それが自分の経由してきた音楽ジャンルとは限らない。それが自分からどんなに遠かろうとも、ユーチューブなりレコ屋の視聴なりを駆使して、その音のエッセンスを解釈し抽出し、曲を作り録音しなくちゃならない。当然出来上がりはとんでもなくオブスキュアな1曲になるに違いないけど、きっと今までの自分の手癖では絶対に使わないメロディーやリズム、楽器、録音方法を試すことになるはず。あと、これまで1曲を何ヶ月間もこねくり回して、自己満足した時点でようやく完成って感じだった自分にとって、締切りまでに絶対仕上げるっていう作り方はまるで未経験。いまバンドで歌ってる数少ない自作曲みたいに、何回も歌える強度のある曲がいきなり生まれるとは全然考えてないし、ここで作った曲をバンドに持ち込むなんてことも早々ないと思う。でも、ここで使うことになる作曲の思考回路はバンドの曲作りにも影響すると思うし、ちょっとの発想転換でもうちょいマシに曲が作れるんじゃないかっていつも思ってたから、楽しみ。