友達?いやバイト先のセンパイ?クバユータの磔磔単独公演がゆうべ終わった。そのバンドでギター弾いてんか~、と誘われてスタジオ入り始めたのが7月下旬、振り返るとあっちゅう間だった。
フタを開けるまで誰も予想できんかったくらいの大盛況、大成功でした。最終的に200人を超えるお客さんが来場したらしい。どうもありがとうございました。演出上、バンドは開場から開演までの間、ずっと屋根裏の楽屋でじっとしてて、開演の合図と共に階段を降りてみたら、見たことない景色が広がっていた。客席にテーブル出してたのが唯一の失策かと思える程の客入り。
一般に名の知られてないミュージシャンがそこそこの大バコでワンマンをやるってのは、本当にきわどい綱渡り。単に音楽のことだけ考えてればオッケーってもんではないと思う。実際、首謀者クバっちを筆頭に色んな人たちが、ポスターやチケットをデザインしたりそれを刷ったり、物販CD作ったり、お客さん呼んだりと、みんなで神輿を持ち上げる感じ。自分はマジで友達が少ないのでエレキギターで彩りを…、とか。過剰な美化です。
ライブの出来も良かった。ちょっとしたミスは暖かく受け入れられて、緊張が解れる良いキッカケになった。個人的にはスタジオで重ねたどのセッションよりもテンション高く演奏出来たし、鳴ってる音も良かったと思う。構成ド忘れとか、少し心配やったけどそれもなかった。ギターボーカルとの音の被さりを懸念して自分のギターはちょっと控えめの音で鳴らしてたけど、PAさんが上手くやってくれてるはず。終演後自分に声を掛けてくれた何人かのお客さんに褒めてもらえて嬉しい。ちょっとだけ顔見知りだった高校生の男の子に、ギター教えて下さいとまで言ってもらったことは特に感無量。エレキ冥利に尽きます。
ゲストで参加したバイオリン奏者のエリカさん、サックス奏者の登さんは圧巻のひとこと。プロっちゅうのはこういうことやって感じ。1~2回のセッションで曲のエッセンス抽出して完璧なパッケージにしてしまうという…。楽器そのものから鳴ってるで~って感じの音にサブイボ出た。
いい夜でした。サッチ・ア・ナイトでした。ふと誘ってもらってほんまに良かった。搬出したりその後もちょっとお酒飲んだりして4時くらいに家に帰宅、よしだたくろうの「祭りのあと」をちっちゃい音で流しながら、長引いた2012年の夏を葬ってやりました。
で、明日から10月。忘れてたわけではないけど、作曲家クラブの第4回品評会が7日の日曜日に迫っている。さすがに今回は曲調もコード進行も小ネタも何も準備出来てない。ていうかお題の「ブラックバード」って曲もまともに聴いてない。でも一週間しかないなら無いなりに何とかする、という企画なので何とかせんと。
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