2012年6月26日火曜日

はたしてビタミンは効くのか

暇がつづくわ。

今日持ってきてる弁当のおかずにニンニクの芽の炒め物が入ってて、ニンニクの芽ってどんなんやと思いちょっと調べたら、ニンニクよりも臭くなくニンニクより栄養価が高いんですってよ。ド定番のおかず食材だったので嬉しい。

この感情って不思議やと思う。さっき見てたサイトにも「ビタミンAがCが~」とか書いてあったけど、自分にとってビタミン(とかその効能)っていうのは誰かの書いた文章の中に文字としてしか存在してない。それでも「ビタミンは良いものだ」みたいな思い込みがあって、こうして喜んでいる。

その思い込みは昔読んだ家庭科の教科書だったり、「思いっきりテレビ」観て夕飯を作った母親だったり、さっき見たサイトだったり、色んな所から刷り込まれたんやと思う。いま思いついた全部に共通するのが、教科書、テレビ番組、ウェブサイトという媒介物から「情報」として得られたものってことと、ウェブサイトを除いたそれらは極少数の者(出版社、テレビ局etc)たちの手によって大量生産され流布されたものであるということ。たった今これをプロパガンダだと思えば、世界が反転するような感覚を味わえた。たかがビタミンの話やから別にいいんやろうけど、実際もっと深刻なことだって媒介物から得られた情報だけを頼りに行動してると思うし、それへの信頼(というか身投げに近い投げやりな感じ)なしには暮らしていけないような気もする。みんなどうやって折り合い付けてるんやろ。

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