2012年3月30日金曜日

祭の準備(パート3)

あかん眠い何も考える気にならへん。でも書かねばならん。今日は朝起きて片想い聴きまくってパンフ中面書いて昼から6時間練習してからのバイト。片想いのシングル盤、B面曲も相当良かった。テンポ早めのエイトビートに、フォーキーなコードの割り振り。ダブルオーテレサのアルバム「ダブルオーテレサ」聴いてるときに「あっ」って思った感じが再び来た。そういやバイト先に自前の弁当持参する以前、毎回バイト先に買ってってたパンやらおにぎりやらを3回分我慢したらちょうど7インチの新譜一枚分か~、とぼんやり思う。いっぱいシングル盤聴きたい。しかしほんまに眠い。

最近読んでた本の感想を。
「1984」
村上春樹じゃない方。まだ300ページくらいで、いま主人公(名前忘れた)が党に捕まってえげつない拷問受けながら、しかし次第に党への奇妙な忠誠心が芽生えてくるあたり。めたんこおもしろい。「二重思考」ってもしかしたら自分たちが何かを了解するときとか納得する時、普段から普通にやってるかもしれん、と思った。例えば、過去。仮に過去に誰かとケンカ別れしたとして、その「ケンカ別れ」の物語をどう編むのかは、それを歴史として編む(思い出す)主体に拠るところが大きいんじゃないか?そしてその時の主体のありよう次第では、ケンカ相手だとかケンカに至る経緯の表象に、「まるで別の出来事」くらいの差が出るんじゃないのか――しかもそれが他者不在の独白である(=了解とか納得ってそういうもんでしょ?)限りにおいては、そのいずれもが真実という――、とか。3.11以前/以降で「放射能」の性質自体にも、その言葉の意味にも変化は無いはずやのに、自分の中での「放射能」の了解の仕方は以前/以降で絶対違ってきてる、とか。自分のありよう次第で対象はどうとでも解釈可能で、物語になぞらえるならオセアニアが敵国でも同盟国でも、どちらでもあり得る、となる。いろいろな示唆に富む描写が他にもたくさんあったけど何ら思い出せない。

「てんてんこまちが瞬かん速」
終盤、超能力遣いが明かされる手前までがほんまに面白かった。主人公(名前忘れた)の後輩格のバンドに、スワンカデリックていうキラーな曲が出来て、次第にライバルになっていくあたりの心模様の描き方が読みながらうぉおぉて思うくらい良かった。スワンカデリックはきっと架空の曲やけど、仮にその曲が存在したとして実際にそれを聴くより、物語の中でスワンカデリックを読む方がカッコよく聴こえてるはず。ああ、もっとちゃんと面白かったと記したいのに。

「音盤時代 音とことば」、
「音盤時代 音楽の本の本」、
「ラブ・ゼネレーション」、……。

明日も朝はよ起きてパンフ仕上げて掛け持ちのバイト行って夜はいよいよ前日の仕込み。ついにゼナ飲む日が来たんとちがうかこれ。

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